RPAコラム
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RPAの分類
(更新日:2023年6月29日)
RPAは、総務省が定める3段階のクラスに分類されます。
現在のRPAのほとんどが下記に示す「クラス1」というレベルであると言われているそうです。
クラス1RPA(Robotic Process Automation)
主な業務範囲
定型業務の自動化
具体的な業務範囲や利用技術
情報取得や入力作業、検証作業などの定型的な作業
クラス2EPA(Enhanced Prosess Automation)
主な業務範囲
一部非定型業務の自動化
具体的な業務範囲や利用技術
RPAとAIの技術を用いることにより非定型作業の自動化
自然言語解析、画像解析、音声解析、マシーンラーニングの技術の搭載
非構造化データの読み取りや、知識ベースの活用も可能
クラス3CA(Cognitive Automation)
主な業務範囲
高度な自律化
具体的な業務範囲や利用技術
プロセスの分析や改善、意思決定までを自ら自動化するとともに、意思決定
ディープラーニングや自然言語処理
参照元:総務省 RPAについて
(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin02_04000043.htm)
またRPAツールはその業務内容によって、「サーバー型」「デスクトップ型」「クラウド型」の3種類に分けられます。
サーバー型
自社のサーバー内で動作し、RPAと各々のパソコンを接続することで、業務を自動化
メリット
自社サーバー内で動作するため、大量のデータを一括で管理可能
セキュリティレベルを高く維持できる
デメリット
サーバー上にRPA環境を構築するには、その開発や維持に知識のある人材が必要になる
専門知識のある人材の人件費のほか、RPAの導入・運用・保守管理、サーバー維持費などのコスト負担
デスクトップ型
各々の使用しているパソコンにRPAツールをインストールし、そのパソコン上で業務を自動化
メリット
インストールするだけで利用できるため、操作方法が比較的簡単である
パソコン1台からでも導入可能なため、導入の手間が少なくコストがかからない
デメリット
RPAが動作中は、そのパソコンで他の作業と同時進行が難しい
クラウド型
インターネットを経由して、クラウドサーバー上で業務を自動化
メリット
処理データもクラウド上に保存され、インターネット環境とブラウザが使える端末があれば、自社サーバーを用意しなくても導入できる
契約当日から使えるソフトも多い
デメリット
外部ネットワークに接続することになるため、個人情報や機密情報を扱う業務では、セキュリティ対策がより必要となる
自社システム経由の業務は自動化できない場合もある
このように、それぞれの特徴をよく理解した上で、自社にあったRPAツールを選ぶことが大切になります。
更にSheetPAでは日々の業務で使い慣れたExcelを利用しますので、気軽に自動化を実現することができます。
当社では無料体験版も用意しておりますので、導入検討中の方はお気軽にご相談ください。